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サッカーにあって、フットサルにはないとは言えない。 もちろんフットサルにもワールドカップと言われるものがちゃんと存在する。 それはフットサル世界選手権。ワールドカップと同じく、世界の強豪を相手にフットサル世界一の座をかけ戦う。 ワールドカップと同じくフットサルも、世界選手権の出場権をかけて、アジア各国と戦う。俗に言うアジア選手権。 アジアでたった2カ国という狭きもんを目指して戦っていく。 そしてみごと、2位以上に入れば、世界選手権の出場権獲得と言うわけだ。

サッカーとフットサルの違いで、一つ非常に大きく試合を左右させるものがあります。 それは組織力。サッカーの場合、人数が多いので、ディフェンスにしろ攻撃にしろ、 人数をつかった組織プレイと言うものができます。これは個々の能力が多少相手より劣っていても、 仲間との連携プレイにより状況を打破していくというものになります。

しかし、フットサルは違います。人数が少ないため、どうしても個々の能力が重要になってきます。 攻撃の際は。一人でボールをもっていきゴールを狙えたり、ディフェンスの場合は、自然的に一対一になるため、 冷静な判断が要求されます。

この個々の能力と言うのが、実はサッカー、フットサルの日本代表にいえる課題になっています。 日本人は極端に一対一に弱く、これはもはや弱点とかしています。サッカー日本代表の試合を観ていてもわかりますが、 ディフェンスの際相手と一対一となった時、8割型相手に抜かれます。 しかもあっさりと。もちろん格下相手には抜かれたりしませんが、 ワールドカップに出場しているレベルの国との対戦ではよく見受けられます。

この弱点の克服のためにも、もっとフットサルを活用する動きが近年ようやく見られるようになりました。 個々の能力向上に最適なフットサル。フットサルが日本でサッカーと同じぐらいの人気を持ったとき、 日本サッカーのレベルは格段に上がることでしょう。