今、日本に続々とフットサル場やそれを含むスポーツ施設が誕生している。
近年のサッカーブームのあおりを受け、フットサルが注目され初めている証拠だろう。
まだまだ南米やヨーロッパには及ばないまでも日本でもじょじょに人気の出てきたフットサル。
そんなフットサルの魅力とは何だろうか?
それは何と言っても「手軽さ」ではないだろうか?
例えば、サッカーをやろうと思えば11人×11人の計22人を集めなければならない。
もしちゃんと試合をしようと思えば、審判が必要になるし、ゴールのあるグラウンドの確保(有料の場合が多い)、
レガースやスパイクの用意と手間やお金もかかってしまう。
ところがフットサルなら基本は5人×5人だが、3人ずつでもプレーしようと思えば可能だし、
公園などでベンチをゴールに見立て、線を引けば簡易コートの完成だ。
さらにスライディングやタックルが禁止されていることもあり、ケガのリスクもサッカーより遥かに少ない。
試合をするにしてもフットサルシューズはサッカーのスパイクに比べてずっと安価だし、
コートのレンタル料金もそこまで値の張るものではない。
ハード面でもこれだけの違いがあるが、プレー面を比較してもかなりの違いがある。
球技である以上、誰もがボールに触りたいと思うのは当然であるが、
サッカーの場合は「オフ・ザ・ボール」と言ってボールのないところでも動かなければならないし、
中盤の選手などは攻撃に守備にと奔走し、プロの選手では1試合で10キロ以上走る。
しかしフットサルではコートの小ささもあり、あまり走る必要はない。重要なのはテクニック。
いかにうまくボールを扱うか、さばけるか。
サッカーをプレーしたことある方なら走るよりボールに触る方が楽しい、と誰もが思うはずだ。
また、体力面での負担が少ないため、子供や高齢者、また女性でも楽しみやすいスポーツと言える。
以上がフットサル人気の理由と言えるだろう。
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